涼しいワークショップ。

酷暑続きだった８月、みなさんいかが過ごされたましたか？
高橋工房では涼しい小物づくりのワークショップが目白押しでした。
先日は耳の不自由な方たちと団扇づくりのワークショップを行いました。






まずは高橋が名所江戸百景を何点か皆さんに手渡し、鑑賞のポイントと楽しみ方をご説明。
高橋の説明を通訳さんが手話で皆さんに伝えていきます。
額に入ったままでは、まずわからない魅力が浮世絵にはあります。手に取って楽しむのが最高の贅沢です。




お次は版木の鑑賞です。緻密に彫られた版木をルーペで覗きます。
この版木は名所江戸百景の団子坂を忠実に縮小再現したものです。
この細かさと言ったら！
ルーペを覗かなければ一体何が彫られているかもわからない細かさです。


いよいよ摺りに入っていきます。



見当を合わせて摺って・・・



摺り上がった絵を団扇に貼ります。





さぁ、自分で摺って仕立てた団扇が出来ました！
今回の絵柄は・・・




まん丸な猫と・・・



金魚でした。


自分で絵具を刷き摺った絵柄はひとつひとつがオリジナル。自分だけの団扇です。
残暑をしのぐお供にしてくださいね。

タグ：団扇 ワークショップ 手作り