国際交流基金主催 日本文化浮世絵紹介事業 東南アジア3カ国に行ってきました。

続きます。


福島から帰ってきたかと思うとすぐに外務省の外郭団体・国際交流基金から日本文化浮世絵紹介事業のお話を受けて東南アジア3か国(タイ、ミャンマー、カンボジア)に行ってまいりました。内容は各地の大学、大使館等で浮世絵版画をはじめとする伝統木版画のレクチャー、デモンストレーション、ワークショップです。
2週間の旅程でメンバーは4人、後半は女性3人だけで重い荷物を運びながらの旅でしたが無事に勤めを終え帰国することができました。


最初はタイ・バンコクに行きました。
会場はシラパコン大学建築学部、対象は大学生や先生、アーティストたちなど。

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レクチャーをする高橋。北斎画“神奈川沖浪裏”はどこの会場でも大変な人気でした。

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復刻や再現の木版画、道具などを展示しました。

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ワークショップは神奈川沖浪を用いました。


次に同国の北に位置するチェンマイという都市に行きました。
どこか懐かしい雰囲気の町でした。
ここでは2日に分けてチェンマイ大学で大学生や先生、アーティスト、日本語学習者、一般の人を対象に行いました。

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熱心にレクチャー内容をメモする受講生。

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竹製木版画うちわ制作ワークショップの後の記念撮影。

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チェンマイ柴田総領事主催の夕食会後、公邸で記念撮影。


チェンマイから今度はミャンマー・ヤンゴンに向かいました。
ほとんどの人が民族衣装“ロンジー”を身につけていて、素敵でした。
会場は在ミャンマー日本大使館で、芸術大学の学生や一般の人、日本語学習者を対象に2日に分けてレクチャー、デモンストレーション、ワークショップを行いました。


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ミャンマー特命全権大使、齊藤隆志氏に版木の説明をする高橋。

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デモンストレーションをする摺師の平井さん。摺上がる度に歓声が上がりました。

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竹製木版画うちわ制作ワークショップにて。摺上がりに満足する女学生。


最後に訪れたのはカンボジア・プノンペン。
どこも近い国なのにやっぱり何かが違います。
この国では在カンボジア日本大使館とCJCC(カンボジア日本人材開発センター)で2日に分けて芸術大学の学生や一般の人、日本語学習者を対象にレクチャ―、デモンストレーション、ワークショップを行ってきました。

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パワーポイントを使ってのレクチャーの様子です。

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熱心に摺本と版木をルーペでのぞく男子学生。

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竹製木版画うちわ制作ワークショップに参加する大使館の書記官。


ハードなスケジュールでしたが、先々の会場で世界に誇る日本の伝統工芸のひとつである浮世絵版画を披露する機会を頂いたことは、ありがたい事でした。
今回の経験や体験を生かし今後も頑張っていきます。

ご支援下さった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。


おまけ
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バンコクのフラットフォームにて


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